#005
ペルーの農家の生活向上を
カムカム
パン子ちゃん、カムカムプロジェクトって知ってる?
カムカムなら毎日飲んでるわ!
甘酸っぱくて美味しいのよね~。
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たしかビタミンCが世界一多いフルーツだと聞いたことがあるけど、プロジェクトは知らないわ。
カムカムを飲んで健康になろうって取り組み?
カムカムプロジェクトっていうのは、カムカムの需要を高めて、原産国ペルーの貧困問題、雇用問題、麻薬などの社会問題、それから環境問題の解決に大きく貢献しようという活動だよ。
なんだか壮大ね~。
カムカムってジュースでしょ?
そんなに大きな問題が解決できるなんてちょっと想像できないんだけど、、、。
いやいやパン子ちゃん、実はカムカムはただのジュースじゃないんだ!
まずカムカムってペルーでも一部の地域でしか知られていないマイナーなフルーツだったんだ。
そんなカムカムを長年研究していたのが、日本の鈴木孝幸さんという人だよ。
鈴木さんはカムカムに豊富に含まれるビタミンCや、薬効に注目して、長年研究を続けていたんだ。
そしてこの植物がペルーの貧しい農家の生活向上に役に立ち、麻薬の撲滅や、環境問題の解消に役に立つと考えて「カムカムプロジェクト」を立ち上げたんだよ。
日本の人が始めたプロジェクトなのね。
でもカムカムがどうやって問題を解決していくの?
実は鈴木さんがカムカムの自生地探しをしていて見つけた町は、麻薬カルテルを牛耳るマフィア、コロンビアのゲリラ、ペルーのテロ組織がひしめきあっていたんだ。
しかも住民たちはコカインの原料であるコカを栽培している問題だらけの町だったんだ。
でも最も多くカムカムが自生していたから、鈴木さんはここでカムカムを栽培したり加工したりする拠点を築くと決めたんだよ。
いきなりハードボイルドね、、、。
現地の人たちは、カムカムの栽培で十分な収益を上げることができるようになれば、もうコカを栽培したり、麻薬に関係する仕事からは手を引くと言ってくれたんだって。
やりたくてコカを栽培していたわけじゃなかったのね。
そう、貧困から仕方なくやっていただけなんだ。
だからカムカムの消費量が増えれば、その分ペルーの農家さんの生活が向上するから、麻薬の仕事をする必要がなくなる、ていうことね。
そうだよ。
さらにカムカムは常緑果樹だから、栽培し続けることでC02を削減し、地球環境に寄与できるんだ。
すごーい!
いいことだらけね!
カムカムがすごいフルーツだって分かってくれた?
もちろん。
これからもカムカムを飲み続けるって決めたわ。
ネコ美ちゃんにも勧めなきゃね。
美味しいし健康にいいしで、もっと需要が増えてほしいな。
ビタミンCは美肌作りに欠かせないのよ!
私のこの白い肌もカムカムで保っていると言っても過言じゃないわ。
(白、、? 黒、、、?)
ペン太君、カムカム100%果汁を小さじ2杯飲むだけで、1日に必要なビタミンC(100mg)をラクラク摂取できるって知ってた?
そ、それは知らなかったなあ。
プロジェクトもだけど、カムカム自体の効能も伝えなきゃね。
反省します、、、。