布ナプキンを辞めた理由
布ナプキンを使っていたけれど、今は使うのを辞めたという方は少なくありません。
でも布ナプキンの使用を辞めた理由を聞いてみると、実はその多くは対処することが可能なものであることがあります。
できればまた布ナプキン生活を始めてほしい、、
ということで、布ナプキンを辞めた主な理由と、その対処法についてご説明します!
布ナプキンを辞めた理由4選
1.漏れやすい
布ナプキンを辞めた理由としてまず挙げられるのが「どんなものかと思って使ってみたものの、いきなり漏れてしまった」というものです。
実は、布ナプキンは初回利用に漏れる問題が起こりやすい理由があるのです。
最初はこまめに取り替える
市販の生理用ナプキンも、2~3時間で取り替えると思います。
布ナプキンもそうです。
ずっと同じナプキンを着けていると、当然漏れてしまいます。
最初はこまめに取り替えることをおすすめします。
量が多くて立ち上がったときやくしゃみをしたときに漏れてしまう、という方は使い捨て布ナプキンプラスルをお試しください。
これを筒状にくるくる巻いてあてておくと、どばっと経血に対応できます!
2. 使用後の布ナプキンの持ち運びに抵抗感がある
外出の際は使用した布ナプキンを持ち帰らないといけない、使用済みのものを持ち運ぶことに抵抗感があったので使うのを辞めた、という方も少なくありません。
この問題にも対処法が2つあります。
1. 防臭機能のある布ナプキン用チャック袋を使用する
使用済布ナプキンを持ち運ぶことに抵抗感がある、その大きな理由として挙げられるのがにおいの発生です。
布ナプキンは通気性にすぐれており、紙ナプキンよりもにおいの発生が少ないとされていますが、それでも長時間持ち歩くとどうしてもにおいが気になるという方もいるでしょう。
そんな場合は、防臭機能のある布ナプキン用ポーチやチャック袋を利用しましょう。
汚れた面を内側にしてこうした専用のポーチや袋を使えば、持ち運んでもにおいの心配はほとんどなくなるでしょう。
2. 外出の際は使い捨てを利用する
使用済ナプキンを見られてしまう可能性があるのが何よりも嫌なので布ナプキンを辞めた、という方もいます。
そういう場合は割り切って、家にいるときに布ナプキンを使用し、外出の際は使い捨てタイプの布ナプキンや、一般的な紙ナプキンを使うという手もあります。
3. 布ナプキンの厚みが気になる
多い日などに使う吸収力の高い布ナプキンは厚みがありすぎて嫌だ、という方は、防水シートと一体型の布ナプキン、ひし形レギュラーをおすすめしています。
4. 布ナプキンの衛生面が気になる
経血汚れがついている布ナプキンをほかの洗濯物と一緒に洗うのは衛生面で抵抗がある、という方もいらっしゃいます。
布ナプキンは乾きにくいので、布ナプキンの衛生面も心配、という理由で布ナプキンの使用を辞めた方もいますが、これらの問題も対処できます。
1. 洗濯前の浸けおき洗いで経血汚れは落ちる
布ナプキンは浸けおき洗いが基本です。
浸けおき洗いをしっかりしておけば、この段階で経血汚れはほとんど落ちます。
洗濯機洗いはあくまで念のためにしておくもの。
浸けおき洗いで汚れが落ちていれば、あとは脱水して干しておけばOK。
必ずしも洗濯機で洗わなければいけない、ということはないんです。
2. キレイに落ちない場合は浸けおきする際の洗剤を変える
浸けおき洗いをしているけれど、経血汚れが落ちないという場合は、浸けおきの洗剤を変えてみましょう。
一般的な洗濯洗剤の多くは中性または弱アルカリ性となっていますが、経血汚れをよく落とせるのは、アルカリ性の洗剤です。
手軽に入手できるアルカリ洗剤として知られているのは、重曹やセスキ炭酸ソーダです。
でもなんといってもおすすめは、「微生物と米ぬかの洗浄剤とれるNO.1」!
こちらの洗剤で浸けおき洗いをすれば、シミや生理の終わりかけの落ちにくい経血もキレイに落ちます。
布ナプキンの洗濯が上手くいかずに辞めてしまったという方は、この洗剤を使ってみてください。
3. 除菌・消臭アイテムを使う
布ナプキンの見える部分は上手に洗えても、中までちゃんと洗えてるのか心配。
その心配、よく分かります。
でもご安心ください。
布ナプキンを「メナージュ 洗(SEN)[洗濯補助剤・洗濯槽洗浄剤]」に30分浸ければ解決します。
3. 乾きにくい場合は、薄いタイプの布ナプキンを
多い日用などの厚みがある布ナプキンや、防水シートが縫いこまれている布ナプキンは乾くまで時間がかかります。
その間に布ナプキンに雑菌が繁殖してしまうのではないかと心配になる方もいます。
そんな方は、
・厚みが控えめな布ナプキンをおすすめします。
それが布ナプキンプレーンレギュラー。
三つ折りタイプの布ナプキンで吸水力はバツグンですが、広げるとハンカチみたいに薄いのですぐに乾きます。
防水タイプではありませんが、オプションの防水パッドを組み合わせることで貫通漏れしません。