カフェオレが好き
こんにちは、店長小山田です。
カフェオレ、お好きですか?
私は大好きです!
でも自分で入れたコーヒーに牛乳を入れても、なんか違うんですよね。
カフェで飲むカフェオレがおうちでも飲めたらいいな、と思っていた時に出会ったのが、この【カフェオレベース】。
コーヒーを淹れる際に使う水分を通常よりも少なくして、濃く抽出したものです。
グラスに氷を入れて、牛乳で割って飲んでみたら、、、
おいしい!!!

爽やかな酸味と、すっきりコクのある後味で、とってもおいしいんです。
カフェに行かなくても、美味しいカフェオレが飲めるなんて、すてき♪♪
砂糖入りですが、甘さは控えめ。
べたつくような甘さとはまったく違うので、いつもはノンシュガー派の私でもおいしくいただけます。
飲み方

4倍希釈用のカフェオレベースなので、コーヒー1:牛乳3で割って飲むのがおいしいです。
水で希釈すれば、シンプルにアイスコーヒーになりますし、あたためた牛乳で、ホットカフェオレにするのもおすすめです。
フェアトレードってなんだろう

実は、このカフェオレベースの原材料であるコーヒー豆も砂糖も、フェアトレードのもの。
「フェアトレード」ってなんとなくいい印象はあるものの、なんだかよくわからないという方が多いかもしれません。
一般的にコーヒー豆や砂糖は、価格は生産地から遠く離れた国際市場で決められ、生産者が手にする収入はほんのわずか、という現状があるんです。
だから生産者の暮らしは安定せず、貧困や児童労働などの問題にもつながっています。
そうではなく、生産者の生活を安定させるための「公正な取引」が、フェアトレード。

せっかくコーヒーを飲んでも、その裏でつらい想いをしている生産者さんがいたら、美味しさが台無しですよね。
自然と生きる人々の暮らしに寄り添う
コーヒーづくり
このカフェオレベースのコーヒーは、フィリピン北部コーディリエラ地方で環境や伝統を守りながら暮らす小規模農家の人たちが作られています。
コーヒーだけではなく、さまざまな作物や樹木と一緒に栽培する【森林農法】で、農薬や化学肥料を使うことなく育てられています。
森林農法についてはこちら

このコーヒー豆は、フィリピン北部で活動する環境NGO 「コーディリエラ・グリーン・ネットワーク(CGN)」が届けてくれています。
なんとCGNの創設者は、反町眞理子さんという日本人女性!
買取りの最低価格を補償し、コーヒー豆の仕入れ額とは別に18%のプレミアムが支払われています。
こうしたフェアトレードの仕組みを導入することで、村の人たちが安心してコーヒー栽培に取り組めるようになっています。

また、カフェオレベースに使われている砂糖は、フィリピンのネグロス島で作られる、マスコバド糖。
黒砂糖の一種で、精製せずに作られるのでミネラルが豊富。
クセがなくコクがあり、あっさりした後味が特徴です。
また、GI値が低く、血糖値が上がりにくい砂糖です。
このマスコバド糖も、植民地時代から続いていた地主制度から農園労働者が自立するために、フェアトレードが支えてきました。
みんなが幸せになるカフェオレ

私たちは、おいしいカフェオレを飲めて幸せ。
生産者さんは、暮らしが安定して、不安なく栽培できて幸せ。
フィリピンの森は、自然が守られて幸せ。
貧困や児童労働などの社会課題が解決できて幸せ。
フィリピンから届いたフェアトレードのカフェオレベースは、みんなが幸せになるカフェオレの素なんです。
森を守る森林農法とは

コーディリエラ地方は元は自然豊かな地域でしたが、森を焼き払う「焼き畑」が増え、一斉に山が荒れ、水源が涸れ、最後には売るための野菜も育てられない、という苦境に陥りました。
これ以上森林破壊が進まないようにCGNが導入したのが、「森林農法」。
木を切ることなく、自然の木々に混じってコーヒーなどのいろんな換金作物を一緒に育てることで森を守り、生産者が一つの作物に頼るリスクを減らせる農法です。

このカフェオレベースのコーヒーも、農薬や化学肥料を使うことなく、山の木々と共に育てられています。
ひたすら手作業

森林農法のためコーヒーの木はジャングルのようなところに生えています。だから収穫はもちろんすべて手摘み。
栽培も収穫も大変ですが、もっと大変なのが生豆にする作業。
ちなみに、コーヒー「豆」といいますが、コーヒーの実の「種」なんです。知ってました?
実を収穫した後は、手作業で果肉を取り除きます。
さらにその後、発酵させて、水洗いして、乾燥させて、殻を取り除き。
そうしてやっとCGNが買い取る「生豆」になります。

とても大変な作業の連続ですが、買取りの最低価格を補償し、コミュニティのために使うことのできる「フェアトレードプレミアム基金」を支払いに上乗せしています。
こうしたフェアトレードの仕組みを導入することで、村人が安心してコーヒー栽培に取り組めるようになっています。
おいしく飲むことが、海の向こうの森と人を支える

日本にいる私たちは、直接収穫や加工を手伝うことはできません。
でも、「おいしいね」と飲むことで、遠く離れた海の向こうの森と人を支えることができるって、うれしいことですよね。
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