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ナプキンは直接肌に触れるため、刺激が気になっている人も多いです。ナプキンの素材によって肌への影響はそれぞれ異なっているため、それぞれの違いを理解することが大切です。 この記事では、ナプキンの素材ごとに特徴を紹介します。メリットとデメリットについて比較しますので、ナプキンを選ぶ際の参考として役立ててください。
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ナプキンに使われている素材の種類

ナプキンの素材としては、さまざまな種類があります。それぞれに異なる特徴があるので、ナプキンを選ぶときは素材による違いを押さえておくと安心です。 ナプキンの素材ごとの特徴を比較しながらご紹介します。

木綿(コットン)のメリット・デメリット

木綿(コットン)は肌触りがよく、デリケートな肌にも優しくフィットします。吸湿性が高いため、汗をかいても蒸れにくいのが大きなメリットです。ただし、他の素材と比較すると乾きにくいというデメリットもあります。布ナプキンは洗濯して使用するため、予備をいくつか用意しておくと安心です。 ナプキンの肌触りや吸湿性を重視している人には、木綿(コットン)がおすすめです。木綿(コットン)は織り方が複数あるので、以下でそれぞれの特徴を解説します。

ネルのメリット・デメリット

木綿(コットン)の布ナプキンでは、もっともよく見られる織り方です。表面が起毛しており、暖かいのが特徴的です。表面でしっかり経血を吸収しますが、織り目は詰まっているので漏れにくいというメリットもあります。 ただし、他の織り方と比較すれば、通気性が劣るため注意も必要です。寒い冬の生理を暖かく乗り切りたい人に向いています。

ガーゼのメリット・デメリット

吸収力があり、経血をしっかりと吸い取ることが可能です。肌触りはサラサラしており、軽くて柔らかい素材です。他の織り方と比較すると目が粗いため、通気性にも優れています。ただし、その分、経血の量が多いと漏れるリスクが高まります。 ガーゼのナプキンは、生理が軽い日やおりものが気になるときに使用される場合が多いです。経血の量にあわせて使い分けることをおすすめします。なお、暑い夏にガーゼのナプキンを選ぶと、蒸れを気にせず快適に過ごせます。

パイル

パイルはタオルによく見られる織り方です。表面がループ状になっているため、高い吸収力を誇ります。そのため、内側にパイルを入れて吸収体にしているナプキンもあります。 タオルを当てているような感覚でナプキンを使用できるため、肌の違和感もほとんどありません。 ただし、ネルと比較すると目が粗いため、経血の量が多ければ漏れる可能性があります。ガーゼと同じく、生理が軽い日やおりものが気になるときに使用するのがおすすめです。

ワッフル

表面に立体的な格子状の織り目があるのが特徴的です。凹凸がある分、他の織り方と比較して表面積が大きく、高い吸収力があります。肌に触れる部分は少ないため、生地に染み込んだ経血が肌に触れにくいのもメリットです。適度な通気性や保湿性もあるので、夏に快適にナプキンを使いたい人に適しています。 乾きやすいため洗濯のローテーションもスムーズです。ただし、出っ張っている部分の糸が引っかかりやすいため、丁寧に扱わなければなりません。

ニット

適度な厚みがあり、柔らかくてさわり心地もいいです。伸縮性があり体にフィットしやすいため、下着を作る生地の素材としても使用されています。ニットのナプキンを選べば下着のような感覚で快適に使用できます。 ただし、他の織り方と比較すると吸収力はやや劣るため注意が必要です。織り目の隙間に経血がたまると汚れが落ちにくいため、生理が軽い日やおりものが気になるときに選ぶことをおすすめします。何度も洗濯していると型崩れする恐れもあるため、丁寧に洗濯しましょう。

絹(シルク)

絹(シルク)は、蚕の繭から作られる動物性の素材です。見た目に光沢があり、肌が当たっても心地いいのが大きな特徴です。綿の1.5倍の吸湿性や放湿性があるため、特に蒸れが気になる人にも向いています。 ただし、生地が薄いので経血の量が多いと漏れる可能性もあります。他の素材と比較してデリケートであり、耐久性はそれほど高くありません。 木綿(コットン)と併用すれば、ある程度は吸収力を補うことも可能です。また、おりものが気になるときに使用したり、生理の日以外に冷え対策のためのナプキンとして使ったりするのもおすすめです。

麻(リネン)

亜麻の繊維で織り上げた素材です。通気性や消臭性などに優れているため、汗をよくかく人や蒸れを気にしている人にも適しています。麻(リネン)は、抗菌性や速乾性もある使い勝手のいい素材です。 麻の触り心地は固めなので、なかには刺激を感じる人もいます。ただし、洗濯を繰り返すと少しずつ柔らかくなっていきます。耐久性があるため、たくさん洗濯しても問題なく使用することが可能です。洗濯すれば簡単にきれいになるので、布ナプキンの手入れも簡単に済ませられます。機能性の高さから、布ナプキンの素材として麻(リネン)を選ぶ人は多いです。

まとめ

ナプキンの素材はそれぞれ吸収性や吸湿性などに違いがあります。肌触りや漏れにくさにも差があるため、状況にあわせて使い分けることが大切です。それぞれを比較して最適な素材を選んでみてください。 布ナプキンを専門に扱っているサニーデイズでは、さまざまなタイプの布ナプキンを扱っています。軽い日用や多い日用などさまざまなタイプがあり、デザインも豊富です。好みの素材の布ナプキンを選び、快適に生理を乗り切りましょう。

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