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歯磨きジェルの利点


歯磨きジェルをお勧めする利点の1つに、発泡剤などの添加物が含まれていないので口の中が泡だらけになったり刺激をしたりせず歯科医師が推奨するブラッシングを行えるという点が挙げられます。
歯科医師が勧める一般的なブラッシングの方法は、歯を一本一本丁寧に少しずつ磨くというものですが、この方法は泡がたつとなかなかできません。 しかし泡のたたない歯磨きジェルだと推奨通りの丁寧なブラッシングが可能となります。 発泡剤だけでなく爽快感を出すための添加物が入っていると、刺激が強く唾液が過剰に分泌され長時間のブラッシングの妨げにもなります。 それを防ぐためにも発泡剤などの刺激物をできるだけ排除したものを選ぶことは、適切なブラッシングをするためには重要項目となります。

利点の2つ目は、研磨剤が含まれていないものが多いという特徴があります。 一般的に普及している歯磨き粉には研磨剤が含まれている物が多く、歯は白くなりますが同時に歯のエナメル質を削り歯を傷めてしまいます。 その点、歯磨きジェルには研磨剤が含まれていない物が多いので、歯を傷めずに歯磨きができるのです。しっかりと時間をかけてブラッシングをしたい方には歯磨きジェルがお勧めです。

3つ目の利点は、さまざまな歯磨き粉が発売されている中でフッ化物が配合されている物はたくさんありますが、とりわけ歯磨きジェルは従来の歯磨き粉よりよりフッ化物が定着しやすいということです。 歯磨きジェルのいくつかはブラッシング後のうがいを必要としないものがありますからその分、フッ化物の定着効果が期待できます。 フッ化物は虫歯予防だけでなく歯を強くする効果が期待できます。 事実、歯科医師にはフッ素塗布やフッ化物先口で虫歯予防を推奨している方が多いです。 フッ化物は歯の再石灰化を促すので知覚過敏になっている方にも効果的だと言われています。

電動歯ブラシで真価を発揮する歯磨きジェル

最近は電動歯ブラシを使用する方が増えています。手で磨くよりも歯垢をよりたくさん素早く落とすことができます。
かつて電動歯ブラシというと高価でしたが、近年は需要の増加や各社の開発によって安価で手に入るようになりました。 以前は充電式のものが主流だったのですが、電池式でかつ軽量であり携帯できる商品まで登場しています。この電動歯ブラシと相性の良いのが歯磨きジェルです。

需要に伴って電動歯ブラシ専用の歯磨きジェルも各社から発売されています。 電動歯ブラシに歯磨きジェルが適している理由としては、磨いている時の飛び散りが少ないという点があります。 従来のようなペースト状の歯磨き粉だと口の中で塊ができ、それが電動歯ブラシの勢いで飛び散ってしまうというトラブルが多く見られました。 自分の手でブラッシングをしていても歯磨き粉が唇のふちに残っていたり、飛び散ったものが洗面所の鏡に残っていたりするのを見たことのある方は多いでしょう。 その点歯磨きジェルであれば塊になりにくいので飛び散る恐れが少ないです。もし飛び散ったとしても従来の歯磨き粉より水っぽいので掃除も簡単です。

それから、若い方にも増えている歯周病予防として電動歯ブラシは効果的です。 短時間でよりきれいに歯を磨き、歯石や歯と歯茎の汚れを防ぎ除去することが歯周病を予防し歯を健康に保つためには重要です。 電動歯ブラシにフッ化物が配合された歯磨きジェルを使えば汚れをしっかりと落としながらフッ化物による歯の強化やホワイトニングも可能になり効果は何倍にも増します。 もちろんこれはきちんとしたブラッシングの知識があってこそ成立するものですから、信頼できるかかりつけの歯医者をもつこと、そして歯科医師から適切なアドバイスを受けつつ自分の歯に合ったケアができることが重要です。

歯磨きジェルが子どもの歯に有効

これまでもお子さんに対してさまざまな商品が開発されてきました。
虫歯予防にはブラッシングが一番有効な方法ですが、小さなお子さんはなかなか歯にブラッシングをさせてくれなかったり、させてくれても十分できなかったりします。 しかし、いい加減なブラッシングで終わらせていると大人よりもエナメル質の薄い子どもの歯はすぐ虫歯になってしまいます。 そこで、しっかりと歯に定着し虫歯菌から歯を守る歯磨きジェルが注目されています。ゆすぎも1回で十分という点から、ゆすぎが苦手な小さなお子さんにも適してきます。 フッ化物か配合されているものでしたらエナメル質の再石灰化を促し歯を強くしますからお子さんの歯のケアにはより最適です。

ただし気をつけていただきたいのは歯磨きジェルを使用していれば完全に虫歯予防ができるわけではないということです。虫歯予防の基本は歯のブラッシングです。 小さなお子さんに限らず、ある程度の年齢までは保護者の方の仕上げ磨きが欠かせません。 歯磨きジェルもさまざまなものが発売されていますから、お子さんの歯の状況に合わせて選ぶことが大切です。かかりつけの歯科医からアドバイスをもらうもの一つの方法です。 歯は人間にとっておいしく食べるためだけでなく健康を保つために欠かせないものですから、子どものころからしっかりとケアをしてあげましょう。