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最近SNSやテレビでもよく耳にするマヌカハニーですが、どのようなものかご存じでしょうか。 マヌカハニーは名前の通り蜂蜜の一種です。ニュージーランドに生えている、マヌカの木から採れる蜂蜜のことを言います。 そのマヌカハニーは、健康に良い、ダイエットに良いなどと耳にしたことがある方が多いでしょう。そこで今回、マヌカハニーはダイエットや糖質制限に、本当に効果的なのか解説していきます。 マヌカハニーのご購入はこちらから

マヌカハニー小さじ1杯のカロリーや栄養素

まず、マヌカハニーの小さじ1杯のカロリーや栄養素についてそれぞれ解説します。

マヌカハニーの小さじ1杯のカロリーは一般的な蜂蜜と変わらない

米国農務省のデータによると、一般的によく食べられている市販の蜂蜜は100gあたり304kcalとされています。対するマヌカハニーのカロリーは100gに対して300kcalなので、普段食べる蜂蜜とカロリーの差はほとんどありません。 小さじ1杯のカロリーを考えてみましょう。小さじは1杯5〜7gなので、カロリーは約15〜21kcalということになります。 砂糖と比較してみるとイメージがつきやすいでしょう。砂糖は100gあたり401kcalなので、小さじ1杯だと約20kcalです。砂糖と比較すると、ややカロリーが低いことがわかります。
出典:U.S. DEPARTMENT OF AGRICULTURE. 「HONEY 」(2022/03/28)
出典:U.S. DEPARTMENT OF AGRICULTURE. 「MANUKA HONEY」(2022/03/10)
出典:U.S. DEPARTMENT OF AGRICULTURE. 「SUGAR」(2022/03/28)

マヌカハニーは栄養が豊富

米国農務省のデータによると、マヌカハニーには豊富な栄養素が含まれていることがわかります。さまざまなビタミン、カルシウムやリンなどのミネラルが豊富です。 そして「メチルグリオキサール」という成分が一般的な蜂蜜と異なる、マヌカハニーの大きな特徴です。 通常の蜂蜜が保有する抗菌作用の成分は、出荷販売される過程で抗菌作用を失ってしまいます。 しかしマヌカハニーが保有しているメチルグリオキサールは、人間の体内でも殺菌、抗菌作用が失われません。

出典:U.S. DEPARTMENT OF AGRICULTURE. 「MANUKA HONEY」. (2022/03/10)

マヌカハニーを食べて糖質制限やダイエットにつながる理由

マヌカハニーを食べて糖質制限やダイエットにつながる理由は、マヌカハニーが保有する栄養素のなかにあります。

血糖値の上昇を抑える働きがある

糖分は、単糖類と二糖類、多糖類の大きく3つに分けられます。砂糖に含まれるショ糖は二糖類、そしてマヌカハニーに含まれる糖はブドウ糖と果糖であり、どちらも単糖類です。 ショ糖は分解するのに時間がかかり、虫歯の要因にもなります。一方でマヌカハニーが保有するブドウ糖は、体内に蓄積されることなく、すぐにエネルギーとなってくれる優秀な栄養素です。もう一つの糖の果糖も血糖値の上昇を抑えながら、ゆっくり吸収されます。 糖質制限には血糖値の上昇を抑えることが重要です。そのためマヌカハニーを砂糖の代わりに使用することは血糖値の上昇を抑えるのに効果的です。ダイエット目的で糖質制限をしたい方にもおすすめします。

参照:独立行政法人農畜産業振興機構「糖の摂取と作業能力」(2022-03-28)

抗菌作用を持つメチルグリオキサールで腸内環境改善

マヌカハニーに含まれている栄養素の中でも、大きな特徴といえるものがメチルグリオキサールです。 このメチルグリオキサールは一般的な蜂蜜には含まれておらず、抗菌作用を持ち、悪玉菌の増加を抑えるなど腸内環境を整える役割を果たしてくれます。 また、腸だけでなく胃の中のピロリ菌に対しても抗菌作用があります。さらにウイルスや菌の増殖を抑えてくれるので、風邪の予防にも良い効果が期待できるものです。 メチルグリオキサールは、腸内環境を整えることでため込みやすい体質の改善が期待でき、健康にも効果的な栄養素です。

参照:日本家政学会誌 Vol.70 No2. 97~101(2019)「マヌカハニーの特長とその機能性」(2022-03-28)
参照:公益社団法人 日本農芸化学会「マヌカハニーのマウス腸内フローラにおよぼす影響」 (2022-03-28)

少量でも健康効果が期待でき満足感が得られる

マヌカハニー自体は前述したように、主に腸内環境を整える目的や、風邪予防などの目的で食べる人が多いです。製品によっても異なりますが、マヌカハニーがそうした健康効果を発揮するには、一般的に1日スプーン1杯で十分と言われており、大量に食べる必要はありません。また、マヌカハニーは果糖による甘味があるので、少量でも満足感を得ることができるでしょう。

マヌカハニーを食べる上での注意点

健康やダイエットに効果のあるマヌカハニーですが、食べる際はいくつかの注意点があります。食べる量や製品を選ぶ際のポイントの他、食べてはいけない年齢もあるのです。一つずつ見ていきましょう。

食べ過ぎには注意

マヌカハニーのカロリーは、砂糖よりは少ないものの、多く食べると糖分過多になり反対に太る要因になってしまいます。 多く食べるほど体に良いわけではありませんので、先述のとおりスプーン1杯程度を目標にしましょう。

メチルグリオキサールの量を見て選ぶ

抗菌作用について紹介したメチルグリオキサールですが、MGOというアルファベットで商品に記されている場合が多いです。そのためこの数値が高いほど抗菌作用が高いということになります。 足りない栄養を補う目的、風邪を予防する目的、ダイエット目的など、目的別にMGOの値を見て、商品を検討しましょう。

1歳未満の乳幼児には与えない

マヌカハニーには、乳児ボツリヌス症の要因になるボツリヌス菌が含まれています。そのため、大人にはダイエットや健康に良い効果を期待できるものの、1歳未満の乳幼児には与えてはいけません。これはマヌカハニーに限らず、一般的な蜂蜜も同じです。 厚生労働省のサイト内にも、1歳未満の乳幼児は蜂蜜を食べることで、乳児ボツリヌス症にかかる恐れがあると記載されています。 ヨーグルトに混ぜたりすることも同様です。健康な大人の腸内環境と生まれたばかりの乳幼児の腸内では環境が異なります。未熟な1歳未満の腸内ではボツリヌス菌は毒となってしまうので、決して与えないようにしてください。

出典:厚生労働省「ハチミツを与えるのは1歳を過ぎてから」

まとめ

マヌカハニーは適度な量を食べることによって、太らずに栄養を吸収することができ、腸内環境の改善など健康面の効果も期待できます。 そのうえ、少量で甘味を感じることができ、糖質制限の場でも砂糖と置き換えることもできるので、ダイエットにおいても大活躍してくれます。 食べ過ぎに注意しながら、健康やダイエットに効果的なマヌカハニーを食生活に取り入れてみてくださいね。

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