おりもの用布ナプキンの使い方
おりもの用布ナプキンの使い方は、生理用の布ナプキンと変わりはありません。 下着に乗せて巻き付けた後、ボタンを留めます。紙のおりものシートは粘着テープが付いていますが、おりもの用布ナプキンにはボタンが付いています。 ズレにくいようにボタンが2つある場合もあります。 布ナプキンなら紙のおりものシートのように粘着テープが下着に張り付き、下着がほつれてしまう心配もありません。おりもの用布ナプキンの交換方法
紙のおりものシートは使い捨てで、トイレで新しいものと交換するイメージがあるでしょう。 しかし、おりもの用布ナプキンは毎回使い捨てをするわけではありません。ここではおりもの用布ナプキンの交換方法と交換後の対応に分けて解説します。新しい布ナプキンと交換
使用していた布ナプキンを新しい布ナプキンと交換する際は、下着を固定するためのボタンを活用しましょう。 ボタンをはずしたら手前側に持ってきて、汚れた面を隠すように再びボタンを留めます。肌に接触していたおりものが付いている側が内側になるため、匂いや汚れが気になりにくくなります。 使用していたおりもの用布ナプキンをポーチやビニール袋、チャック付きの袋などにしまい、新しい布ナプキンを装着したら、交換完了です。交換後はなるべく早めに洗濯を
交換後のおりもの用布ナプキンは、汚れを早く落とすためにも、なるべく早く洗濯しましょう。 もし経血などの落ちにくい汚れがついた場合は、洗剤を溶かした水をスプレーすると後から汚れが落ちやすくなるため、持ち歩いておくのも一つの手です。おりもの用布ナプキンの交換頻度はどれくらい?
おりものは生理の経血と違い、量も少ないため、漏れる心配もありません。だからこそ交換頻度に悩む方も多いでしょう。 おりもの用布ナプキンの交換頻度には個人差がありますが、判断する際のポイントには、下記の3つがあります。● 1日に2~3回交換が基本
● おりものの量が多いときは頻回に変える
● 量が少なくても交換頻度は守る
それぞれ解説していきます。
1日に2~3回交換が基本
個人差はあるものの、おりもの用布ナプキンの交換は1日に2~3回交換するのが基本です。数時間に1回交換する想定で仕事や学校、お出かけの時は持っていくとよいでしょう。 また、おりものの状態は女性ホルモンの影響によって変化していくため、交換時はおりものの状態を確認するとよいでしょう。おりものの量が多いときは頻回に変える
もしも布ナプキンに付いているおりものの量が多いと感じるときは、都度交換してください。 あまり頻回に変えるものではないと思い交換していないと、おりものによって蒸れてしまい、かぶれたり痒くなったりする原因になる場合もあります。 あくまでもおりものの状態に合わせて、交換回数を調整しましょう。量が少なくてもつけっぱなしにしない
おりものの量が少ない場合でも、下着と同様に、同じものを交換せず装着し続けることがないようにしてください。 布ナプキンをつけっぱなしにすると、肌トラブルにつながったり、雑菌が繁殖したりする危険があります。おりもの用布ナプキンは使い勝手がいい
おりもの用布ナプキンはおりもの用としてだけではなく、さまざまな場面で活躍する、使い勝手がよいグッズです。 おりもの用布ナプキンは下記の用途でも使えます。● 避難グッズ
● 汗拭きシート
● 冷え対策
それぞれの理由と使い方を解説します。
避難グッズ
もしもの時の避難グッズに女性は生理用品が不可欠です。 しかし避難の際の荷物は限られています。その中で紙の生理用ナプキンやおりものシートを持っていくとすると、嵩張ってしまうため、代わりに、洗って繰り返し使用できる布ナプキンがあると活躍することでしょう。 数枚避難グッズに入れておくことで、もしもの時も交換しながら使えるため、避難生活を乗り切る際の助けとなってくれます。汗拭きシート
おりもの用布ナプキンは薄い素材になっているため、その薄さを汗拭きシートとして活用できます。特に暑い時期やスポーツをする際に着けておくと、蒸れやすい下着の中で汗を吸収して、不快感を軽減してくれるでしょう。冷え対策
そもそも布ナプキンは何枚かの布を重ねて作られており、自然な温かさを感じられるため冷え対策や温活グッズとしても活用されています。 また、おりもの用布ナプキンは、デリケートゾーンを温めるナプキン型カイロを使用する際にも活躍してくれます。まとめ
下着の中のデリケートゾーンは、蒸れやすく肌トラブルが起きやすいパーツです。おりもの用布ナプキンを使えば肌に優しい素材が不快なおりものを吸収してくれるため、肌トラブルの予防につながるでしょう。繰り返し洗って使えるため、経済的にも環境的にも優しいアイテムです。気になっているという方は、ぜひ一度使ってみてくださいね。布ナプキンセットのご購入はこちらから