令和6年能登半島地震ではお亡くなりになった方々に謹んでお悔やみ申し上げます。
また被災された皆様には心よりお見舞い申し上げます。
被災地の皆様が一日でも早く日常に戻れますように。
今回の地震を機に、防災グッズを確認されている方も多いと思います。
以下の記事がご参考になれば幸いです。
もし自分が被災して、そのとき生理がきたら、どうしますか?
ケミカルナプキンが手元になくても、布で代用できることをぜひ知っておいてください。
日々の生活の中で、子宮のこと、毎月の生理のことをちょっとだけ考えてもらえたらうれしいなと思うのですが、なかなかそうもいきませんよね。
仕事や家事や育児や勉強、毎日やることがたくさんだから、その中で子宮のことが最優先になることはほとんどないと思います。
でも、もし災害が起きたら。
災害のときでも、生理はきます。
中には精神的なショックで生理が止まってしまう人もいるかもしれません。
環境の大きな変化で、生理周期が大きくずれてしまう人もいるかもしれません。
でも、多くの女性に、普段通り生理はきます。
災害時、身ひとつで避難されていたり、交通網の遮断による物資の不足から、生理用ナプキンがなくて困る女性がとても多くなります。
いつも使っているナプキンがないと慌ててしまいますが、【着古しのTシャツ】と【レジ袋】で、とりあえずしのぐことができます。
【着古しのTシャツ】【レジ袋】で手作り布ナプキン
雑巾にする予定だったTシャツ。
Tシャツでなくても、吸水性のある布ならなんでもOKです。
タオルケットぐらい大きいものがあれば、何人かで分けられますよね。
このTシャツを、ハンカチぐらいの大きさに切ります。(20〜25センチ角)
Tシャツの場合は薄手なので、3枚ほど重ねます。
左から3分の1のところで折って、右からも折り重ねます。
三つ折りの布が完成。
レジ袋は、写真のように切ります。
(上で、三つ折りにした布と同じぐらいの大きさです)
レジ袋を切ったものを、別のハンカチ状の布の、真ん中にのせます。
ガムテープがあれば、貼り付けましょう。
先ほどと同じように、切ったレジ袋を包むように三つ折りします。
こうすると、厚みのある三つ折りになった布(左)と、ビニールが中に入った薄手の三つ折りの布(右)ができます。
薄手のものを下、厚手のものを上に、重ねます。
これをショーツの上に乗せれば、生理用ナプキンの代わりになります。
経血の量が少なくて、あまり汚れていなければ、一度開いて、たたみ方を逆にする(肌にあたる面を入れ替える)ことで、きれいな面でもう一度使えます。
いつもの使い捨てナプキンのように、テープも羽根もありませんし、もれない素材もありません。
でも、布って案外吸収力が高いんです。
薄いTシャツじゃなくて、古いタオルで作れると、もっと安心です。
ただ、もれない工夫も必要なので、防水パッドの代わりに、レジ袋のビニールを包んだ布を重ねています。
これがあると思うと、安心ですよね。
こういう手作り布ナプキンをいざというときに気軽に使えるように、今、布ナプキンという選択肢をできる限りたくさんの人に知っておいてほしいと思っています。
災害のとき、「生理のことはどうでもいい」にはなりません。
どんなときでも、子宮を大切にしてくださいね。
布ナプキンに慣れておきたいなら、『布ナプキンスタートセット』がおすすめです。
普段からかぶれたりかゆくなったりする人は、『使い捨て布ナプキン』を市販のものに重ねるだけでもちがいます。
洗濯しなくていいので、気軽に布ナプキン体験ができます。
防災袋に入れておくのも◎。
大変な状況で、少しでも不安を減らすアイテム、それが布ナプキンです。
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