スイカに塩が嫌だった

太陽の塩

太陽の塩

子供の頃、毎年夏休みのほとんどを島根県の祖母宅で過ごしました。

田舎では収穫されたばかりの新鮮なスイカやトマトに塩をかけて毎日食べていました。
当時の私は、スイカに塩をかけるのは好きではありませんでした。

でも「甘くなるから」と、有無を言わさず塩がかけられます。
今思うと、水分と塩分を摂取できる塩スイカは最高のおやつだったんだ!と気づかされました。

そして、もうひとつ。
大人も子どもも、毎日お昼寝をしていました。

早朝から働く農家ならではの習慣だったのかもしれませんが、寝不足や疲れは熱中症のリスクが高くなるので、お昼寝することもリスク回避の知恵だったのだと思います。

虫取りから帰って、暑さで真っ赤になった私の顔を見た祖母が「日射病」の心配をしてくれたことを思い出します。
(※昔は「日射病」や「熱射病」という呼び方をしていましたが、2001年からすべて「熱中症」に統一されたそうです。)

「熱中症」という言葉が使われ始めた頃まで、身体にとってどれだけ「塩」が大切なのかをわかっていませんでしたが、先人の知恵のおかげで、暑い夏を元気に過ごせたことに感謝の気持ちでいっぱいになります。

また猛暑、酷暑の夏がやってきました。

水分が豊富な新鮮な夏野菜に塩!
シンプルだけど、身体にとって一番の贅沢かもしれません。

熱中症対策には水分+塩分+ミネラルの補給が大事です。
ミネラルたっぷりの太陽の塩で、今年の夏も乗り切りましょう!

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